この日記の中で、私は今まで不動産業を語るときに”不動産屋”と表現したこ
とは一度もありません。
お気づきでしたか?
私はこの”不動産屋”という呼び方や呼ばれ方が嫌いです。
(親しみを込めた意味で「不動産屋さん」と呼ばれるのは別ですけれど、あまり
’さん’づけで呼ばれている記憶はないです。他業種は皆さん八百屋さんとか
パン屋さんと呼ばれるのに何故?・・・)
社会の中では必要不可欠な業種なのになぜか”不動産屋”という呼ばれ方は
社会的地位と品格性に欠けると感じるのは私だけでしょうか?・・・
我が国において私ども不動産業は圧倒的に小規模経営が多く大規模・中規模
経営はほんの一握りです。言い換えれば不動産業は小規模経営の集合体であ
り、経営規模による格差が著しいのが特徴です。そのほんの一握りの大手不動
産業者は世間から”不動産屋”という呼ばれ方はされてないように思われます。
ではなぜ小規模不動産業者は”不動産屋”という呼ばれ方をするのでしょうか?
土地本位制である日本の歴史が現在まで延々と続いている中で、土地を売却
させるため強引な商売をしたいわゆるブローカーと称される人間がいたからな
のでしょうか。またこれに伴って地上げ屋と呼ばれる人達が不動産業者と組ん
で仕事をしたこともありました。
ついには”悪徳不動産屋”という言葉も世間一般化してしまいました。
いずれにしても地主さんや一般ユーザーは、いまだにそういったイメージを持って
いる人が多いことも確かです。
ただ私ども不動産業者が日々営業活動をしていく中でこういったイメージを払拭
していくことがこの業界の資質の向上につながっていくと思います。
例えば、公共の道路の歩道に我が物顔でのぼり旗や物件を貼った拝み看板を出
さない!!当社は「お客様に愛され信頼される会社を目指します」といっておいて近
隣の人達に迷惑をかけている行為は、まったく裏腹な商売をしていることになりま
すし、過剰なのぼり旗は地域一般の人から見ればかなり異様な雰囲気です。
店舗レイアウトについては各業者さんの裁量によるところですが、私的には店舗
の中が見えなくなるような店頭ガラスへの物件のベタ貼りは顧客志向の今日で
はそぐわないと思います。
売るため、借りてもらうための陳列と、見せるための陳列をミックスした効果的な
演出が必要だと考えます。(平面以外に居住環境の写真やビデオなどでビジュア
ルに訴えるなど)そのなかで働く社員も不動産取引業としてプロの意識を持ち服
装や髪型も華美になることは慎むべきでしょう。今時の若者だからしょうがないと
何も言わない経営者や上司はその段階で欠格です。
このようなまずすぐ改革出来ることから始め「町の不動産屋から企業としての不
動産業」へ脱却することが不動産業界の資質の向上につながると確信します。
今回の話は少しカタイ話になりましたがこれを読んだ当社社員の皆さん私が常
日頃髪型や服装についてうるさく言っている意味、少しは解ってくれました?
○×君頭のてっぺんの髪立たせてないよね?
えっ?
私の髪が立ってる?
あっ?しまった!!!
これは寝癖です・・・ TN

当社社員章。企業アイデンティティーも大切↑
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